さて今回は野菜がたっぷり取れてヘルシーで、しかもフライパン1つで作れる簡単な料理。
前にも一度ブログに書いてはいるのだけれど、動画にしていなかったし、前回のレシピの簡素化と改良をしたかった。
前回は電子レンジで塩レモンのコンフィを作ってから料理へ加えたが、今回は直入れ。
火の通りにくい人参も削除。
この料理のオリジナルは北アフリカの料理のタジン。
タジンは料理過程で水分を一切加えずに野菜の持つ水分で蒸し焼きにしていく料理です。
この料理に使われるタジン鍋は素材の持つ水分で火を入れる専用の鍋で、北アフリカの先住民族であり、砂漠の民であるベルベル人が、水の貴重な時代に考え出した鍋と調理法です。
素材の水分のみで蒸し焼きにするこの調理法は、フランス語だと”エチュベ”と呼ばれます。
分量
- 鶏もも 2本
- 玉ねぎ 1/2個
- なす 1本
- ズッキーニ 1/2本
- パプリカ 1/2個
- ニンニク 1片
- レモン 1/2個
- 塩コショウ
- タジンスパイスミックス 大さじ1
- グリーンオリーブ 10個
- EXバージンオリーブオイル 大さじ3
作り方
1.野菜を角切り。トマトは大きく切ると皮が目立つので薄く切りました。レモンは火が通りやすい様に薄切りに。防腐剤無添加レモンがない場合中性洗剤で良く洗うか、熱湯で良く洗うなどをしてよく防腐剤を落としてから使ってください。
2.鶏肉に塩コショウをし焼きます。スパイスをまぶして焼くと焦げてくるので塩コショウのみで焼きました。
鶏肉はスパイスと塩で味付けして野菜と蒸し焼きにするのも良い方法だと思います。
その間に野菜に塩コショウ、スパイスで味付けを。
使ったのはモロッコのスパイスミックス。
このスパイスミックスはクミン,パプリカ,サフラン,ターメリック,生姜,シナモンなどが入っていますが、ない場合はカレー粉やクミンなどで代用するなり、お好きなスパイスを入れてください。
3.鶏肉が香ばしく焼けたら、野菜をドサッと投入。オリーブもこの時加えましょう。
蓋をして30分蒸し焼きにします。
火加減は始めは中火程で。
野菜全体が温まってくると沸騰しすぎる状態になるので、様子を見て弱火に落とします。
4.30分経ったら火を止め、仕上げにEXバージンオリーブオイルを。
仕上げに添えたハーブはタイムの新芽です。タイムとかローズマリーは自宅で簡単に栽培できて、使いたい時にすぐに使えるのでおすすめです。
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アルドイノ社のEXバージンオリーブオイル。
レストランのシェフ御用達のオリーブオイルです。
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香りが良く、オリーブオイルにありがちな辛みがなく、物凄くフルーティー。
これをパンにつけて食べると、おいしすぎてついつい食べ過ぎてしまいます。
見た目も金色で人目を引きつけるし、味も素晴らしいのでお客さんの目の前で使って会話のきっかけにできる頼りになるオリーブオイルです。
オリーブオイルは鮮度が大事なので自宅用なら小瓶のタイプがおすすめです。
タジンはスパイスとレモンの皮の香りが効いていて、野菜の美味しいこれからの季節にぴったりです。
しかもフライパン一つで簡単に作れるのでほんとおすすめです。