フランスの家庭料理代表、鶏肉のクリーム煮のレシピです。
フランス語ではフリカッセ・ド・プーレ。
フリカッセとは白く仕上げた料理の事。
クリームを入れなくてもフリカッセと呼ばれることもあります。ですので基本では鶏肉にあまり焼き色をつけずにソースの白さを維持して作られる料理ですが、しっかり焼いて香りを出したほうがおいしい(勝手な私の好み)です。
フライパン1つで作るフランス家庭料理 『鶏肉のクリーム煮』 - YouTube
材料2人前
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鶏もも肉 2本
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塩コショウ肉の下味用 少々
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玉ねぎ 1個
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マッシュルーム 10個
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にんじん 1本
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白ワイン 100cc
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水 100cc
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生クリーム 100cc
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塩コショウ 少々
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レモン汁 少々
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パセリ 少々
作り方
1.玉ねぎは角切りに、人参は輪切り、マッシュルームは半分に切ります。
2.鶏肉に塩コショウをしフライパンで焼きます。
鶏肉を少し焼いたら、玉ねぎを加え一緒に炒めます。
鶏肉に香ばしい焼き色が付いたら一旦取り出します。
その後マッシュルームを炒めます。
3.鶏肉、玉ねぎ、マッシュルーム、人参をフライパンに戻し、白ワイン100ccをいれアルコールを飛ばし、水100ccをいれ軽く塩をし、蓋をして25分ほど弱火で煮ます。
4.鶏肉にもにんじんにも火が通ったら一度皿に具を取り出し、生クリーム100ccを加え小麦粉と油脂を混ぜ合わせた物でソースに濃度を付けていきます。
ここで塩加減をもう一度調節します。
濃度の付け方については動画を参照してください。
5.具をフライパンに戻しソースにからめます。仕上げにレモン汁を加えると味が引き締まります。
ポイント・詳細
手順2:鶏肉にしっかり焼き色をつけてください。これがソースの香り、旨みとなるります。
手順3:ここでの下味が料理をおいしくする重要なポイントです。最後のソースの仕上げ時に塩をしたのでは鶏肉と野菜に味がしみこみません。
家庭でカレーやシチューを作るとき、煮込む前に塩って入れないですよね。もうルーの方に塩がしっかり入ってますから。つまり出来たては肉や野菜の中まで味が染みてないのでおいしくない訳です。これがカレーやシチューが翌日の方がおいしいと言われる理由です。
手順4:煮あがったときに水分が蒸発しすぎてソースの量が足りないようなら水を加え調節してください。
野菜はなんでも使えます。日本のシチューの様に白菜とかジャガイモもおいしいでしょう。
付け合せはバターライスが一般的です。フランス人もたまにはご飯食べますよ。
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