苺の季節ですから前回の苺のレアチーズケーキに引き続き、苺のミルフィーユの作り方を紹介します。
日本ではミルフィーユと呼ばれていますが実はこれ間違った名前だと皆さんご存知でしたか?
正しい名前はミルフイユと言います。ミルが1000、フイユが葉を意味し、1000枚の葉と言う意味になります。
フィーユとフイユでは大した違いはないかと思うかもしれませんが、フランス語でフィーユは娘、女の子を意味しますから、ミルフィーユは1000人の女の子と言う意味になってしまいます。
分量
- 卵黄 4個
- グラニュー糖 100g
- コーンスターチ 35g
- 牛乳 400ml
- バニラエクストラクト大さじ1 又はバニラエッセンス数滴
- パイ生地 200~230g
- 生クリーム 50ml
- グラニュー糖 5g
- 苺 200g
作り方
牛乳を鍋に入れ火にかけます。卵黄と砂糖を擦り合わせコーンスターチを加え混ぜ合わせます。ここに温めた牛乳を加え混ぜ、鍋に戻します。
鍋底をゴムベラでかき混ぜながら火にかけます。底の方から火が入り固まってくるのでムラなく鍋底を絶えずかき混ぜ続けて下さい。
沸騰し始めたらそのまま30秒ほどかき混ぜながら沸騰させて下さい。
濃度の高い物を火にかけると底の方は沸騰しても上の方はまだ温度が低く、粉類に火が入っていない事があります。ここでしっかりと火を入れないとカスタードクリームが粉っぽく仕上がるので気をつけて下さい。
炊き上がったらバニラエクストラクト又はバニラエッセンス数滴を加えます。
カスタードクリームができたら1度ホイッパーでよく混ぜ合わせクリームを滑らかにしておきます。
ボールに移し、クリーム表面にラップを密着させ乾燥を防ぎ、あら熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やしておきます。
パイ生地を天板の大きさ28cm×33cmほどに伸ばし、グラニュー糖をひとつかみ振りかけ天板に移します。フォークで生地に穴をあけ、オーブンファンあり180度で10分焼き、重しをしてパイ生地を押さえつけながらまた10分焼きます。
パイ生地が冷めたら端を直線になる様に切り、その後3等分にします。
よく冷えたカスタードクリームをホイッパーでかき混ぜ滑らかにします。
苺を薄くスライスし、パイ生地、カスタードクリーム、苺、カスタードクリーム、パイ生地の順で重ねて行きます。
生クリームにグラニュー糖を加え8分立てにし、ミルフイユの上に6箇所絞り出します。生クリームの隣に苺を飾り付けたら完成です。
一番上のパイ生地をあらかじめ6等分に切り分けてから乗せれば、生クリームを絞る位置が分かりやすくなりますし、切り分ける時も比較的楽になります。