EMOJOIE CUISINE えもじょわキュイジーヌ

フランス在住のキュイジニエ(料理人)  レシピ,料理の科学,キッチンツール,フランス関連,その他雑記などを綴っています。 

滑らかで濃厚。簡単かぼちゃプリンの作り方

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ハロウィンも近くなって来たのでかぼちゃを使ったデザート、かぼちゃプリンのレシピを紹介します。

アメリカのかぼちゃパイにならい、少しスパイスを効かせたかぼちゃプリンにしてみました。

 

分量

  • かぼちゃ200g
  • 砂糖55g
  • 卵2個
  • 生クリーム150ml

*生クリームは動物性の物を使用してください。牛乳で代用もできます。

  • 牛乳150ml
  • シナモンパウダー小さじ1/4(省略可)
  • ナツメグパウダー小さじ1/8(省略可)
  • ジンジャーパウダー小さじ1/8(省略可)
  • バニラエクストラクト小さじ1 又はバニラエッセンス数滴
  • 砂糖40g キャラメル用
  • 水 大さじ1 キャラメル用

作り方

かぼちゃを切り、種を取り出し、火の通りやすい大きさにカットします。
蒸し器で17分蒸して皮をむきます。蒸し上がったばかりだと熱くてさわれないので少し冷ましてから皮を取って下さい。
蒸し器がない場合は耐熱容器にかぼちゃと少量の水を入れ柔らかくなるまで電子レンジで5~8分加熱して下さい。

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かぼちゃ200g、砂糖55g、卵2個、生クリーム150ml、牛乳150ml、シナモンパウダー小さじ1/4、ナツメグパウダー小さじ1/8、ジンジャーパウダー小さじ1/8、バニラエクストラクト小さじ1をミキサーにかけて漉します。

スパイスは省略してもOKですし、もちろんバニラエクストラクトの代わりにバニラエッセンスを数滴加えて作る事も出来ます。

動画で使った砂糖はフランスでカソナードと呼ばれるブラウンシュガーです。コクのある砂糖なのでかぼちゃとスパイスに合うかと思い使いましたが、ここはグラニュー糖でも上白糖でもきび砂糖でもお好みで。

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砂糖40gと水大さじ1を中火にかけてキャラメルを作ります。ヘラで混ぜたりせずに鍋を傾ける程度にし、加熱していきます。
最初は大きい泡と水蒸気が出てきます。その後加熱を続けると小さい泡になり、水蒸気とは違う煙の様なものが出始めます。これがキャラメル化が始まった合図となります。
鍋を傾けて全体的にキャラメル化したら火を止めて容器に流し入れます。

流し入れたら直ぐに容器を傾けて広げて下さい。底を完全に覆い尽くせなくても大丈夫です。

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キャラメルを敷いた容器にかぼちゃのプリン液を流し入れ130℃のオーブンで1時間湯煎焼きにします。ファンを回しながら焼く場合は110℃から120℃で焼いて下さい。

プリンがしっかりと固まったら常温ですこし冷まし、冷蔵庫でしっかりと冷やします。

しっかりと冷えたら容器のふちに沿ってナイフを入れ、容器ごとひっくりかえしてプリンを取り出します。

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お好みでホイップクリームを添えてお召し上がりください。野菜類が苦手なお子様でもきっと美味しいと食べてくれるはずです。

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 スプーン一本で生クリームを綺麗に盛り付けるには?

スプーンを使ってラグビーボールのような形にしたものをクネルと呼びます。クネルができるようになればわざわざ絞り袋を使わずとも綺麗に盛り付けをすることができます。

プリンの上に乗っている生クリームもスプーン一本で盛り付けしました。

 詳しくは過去記事をご覧ください。生クリームの場合は固めにホイップしておくとやり易いです。

emojoiecuisine.hatenablog.com