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さてクリスマスも過ぎるとよく見かける様になるお菓子がガレットデロワです。
1月6日の公現祭、エピファニーの日に食べるとされているお菓子ですがその日だけでなくクリスマス前から売り出され良く食べられています。
公現祭とは
東方の三博士 (Magi) のベツレヘム来訪を祝う日。クリスマス後の 12 日目に当たり,Twelfth Day ともいう。 クリスマスの飾りつけなどは,この日までに片づける。
ガレットデロワはどんなお菓子か
ガレットデロワはとてもシンプルなお菓子で、クリームをパイ生地で包んで焼き上げ作られます。
また中に入れるクリームも大まかに分けて2種類あり、バター、砂糖、卵、アーモンドパウダーで作るクレームダマンド。
クレームダマンドとカスタードクリームを同量で混ぜ合わせたフランジパーヌの2種類があります。
そしてガレットデロワと言えばフェーブ。フェーブはフランス語で"そら豆"を意味します。昔は乾燥させたそら豆を実際に中に入れていたようですが、今は陶器製の動物などをかたどったものに変わりましたが、呼び名はそのままフェーブになっています。
切り分けて食べた時にそのフェーブに当たった人は1日王様(ROI ロワ)になれるという楽しみ方もされています。
分量 Ø24cm
- 無塩バター 85g 常温で柔らかくする
- グラニュー糖 100g
- 全卵(常温) 2個
- アーモンドパウダー 130g
- アーモンドエッセンス 小さじ1
- ダークラム 大さじ1
- パイシート 250g×2枚
- フェーブ又はアーモンド 1個
- 卵黄 1個
- 水 小さじ1
- 粉糖 小さじ1
作り方
まずはクレームダマンドから。常温に戻し柔らかくしたバターにグラニュー糖を加え、全卵を少しずつ加え乳化させます。この時の卵も常温で使いましょう。
混ぜ合わせても白っぽいクリーム状にならなければ温度が低すぎるのかもしれません。ボールの底をお湯につけたり、ほんの少し火にかけながらホイッパーで混ぜ合わせるなどして対処しましょう。
ここにアーモンドパウダーを加え、アーモンドエッセンス、ラム酒を加え混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分冷やします。
アーモンドエッセンスとはあまり聞きなれない材料かもしれません。このアーモンドエッセンスはとても香りが良くて、ガレットデロワには欠かせないものです。お菓子屋さんの香り高いガレットデロワに慣れている事もあって、これを加えないと物足りなさを感じてしまいます。
無くても作れるのですが入れる事を強くおすすめします。
このアーモンドエッセンスの香りはわかりやすく言うと杏仁豆腐の香りです。ほとんどの杏仁豆腐はこのアーモンドエッセンスを入れて作られています。
パイシートは直径25、6センチ以上に伸ばしておきます。鍋の蓋などを利用して24センチのところに印を付け、2センチほど余白を残してクレームダマンドを伸ばします。
フェーブを中に入れ、卵黄と水を混ぜ合わせたものを余白に塗り、空気が入らないようにもう一枚のパイシートを上からかぶせます。
クレームダマンドと生地の境目を指で押さえてくっ付けます。この状態で冷蔵庫に30分ほど入れておけば後々の作業がしやすいと思います。
取り出したら直径24センチに切り取ります。卵黄を表面に薄く塗りナイフの背を使って模様を書きます。
今回のガレットの太陽のような模様の他にも下のようなデザインがよく使われます。
一番簡単なのはひまわりでしょうか。
予熱したオーブンで190~200℃で25分から30分焼き、一度取り出し粉糖を薄く振りかけ5分焼き粉糖を溶かし照りを出します。
焼きあがったら常温まで冷まします。冷蔵庫には入れる必要はありません。
サクサクのパイ生地と香りのよいクレームダマンド、シンプルで美味しいお菓子です。
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