EMOJOIE CUISINE えもじょわキュイジーヌ

フランス在住のキュイジニエ(料理人)  レシピ,料理の科学,キッチンツール,フランス関連,その他雑記などを綴っています。 

ホワイトチョコとマカダミアナッツのクッキーの作り方

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ホワイトデーも近いのでホワイトチョコとマカダミアナッツ入りの外側はカリッと中がしっとりとしたクッキーのレシピの紹介です。

 

分量 18枚分

  • バター 120g
  • ブラウンシュガー70g
  • グラニュー糖70g
  • 全卵1個
  • バニラシロップ又はバニラエクストラクト大さじ1(バニラエッセンス数滴で代用可)
  • 中力粉160g(薄力粉と強力粉半々でもOK)
  • 重曹小さじ1/2(ベーキングパウダー小さじ1で代用可)
  • 塩小さじ1/2
  • ホワイトチョコレート100g
  • マカダミアナッツ80g

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重曹とベーキングパウダーの違い

重曹はベーキングソーダとも言います。重曹とベーキングパウダーどちらも生地を膨らませるために使います。

重曹は加熱されると炭酸ナトリウム、水、炭酸ガスに分解されます。この二酸化炭素が生地を膨らませます。

ベーキングパウダーはこの重曹に助剤を加え、少量の重曹でも効率よく炭酸ガスが発生するようにしたものです。また重曹は独特の苦みがありますがベーキングパウダーは助剤のおかげで重曹の量を少なくすることができて味にも影響しにくく作られています。

ベーキングパウダーに含まれる重曹の量は1/5に過ぎません。重曹をベーキングパウダーで代用する場合、同じように膨らませたい場合は重曹の量の2倍使用してください。

 

重曹は薬局や100均などで買えますが、食用の重曹かどうかを確認して使ってください。高いものではないですし掃除用に使う事もできますので多めに買っても無駄になることはないでしょう。

 

作り方

バターを電子レンジで温め柔らかくしておきます。ブラウンシュガー、グラニュー糖を加え混ぜ合わせます。砂糖は上白糖やきび砂糖などお好みの物を使って下さい。

ここに全卵を加えて混ぜます。卵が冷た過ぎるとバターが固まってしまうので卵は常温に戻した物を使いましょう。

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中力粉(無ければ薄力粉と強力粉を半々で混ぜた物)、重曹(無ければベーキングパウダー)、塩を1つのボールに入れ、泡立て器で軽く混ぜ、バターのボールに加えさっくりと混ぜ合わせます。

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ホワイトチョコとマカダミアナッツを刻みボールに加えます。軽く混ぜたら冷蔵庫で15分冷やします。軽く冷やすと生地をまとめる際に手にくっつき難くなります。

生地を35gずつにまとめ天板に並べます。焼いていると大きく広がるので余裕を持って並べてください。170℃で8-10分を目安にクッキーの縁が軽く色付く程度焼きます。

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オーブンから取り出したばかりのクッキーはふわふわでかなり柔らかいです。焼きが足りないかと心配になるかと思いますが、冷めるとクッキーらしく固くなってきます。クッキーの端はかりっとしていて中はしっとりとした食感になります。

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焼き上げたクッキーはホワイトチョコやマカダミアナッツが生地に埋もれている見た目になりますので気になる方はオーブンから取り出したてのまだクッキーが柔らかいうちにマカダミアナッツを上に乗せ軽く埋め込むなどしてもいいでしょうし、焼き上げる前の生地を丸く成形する際に見えるように埋め込んでもいいと思います。