EMOJOIE CUISINE えもじょわキュイジーヌ

フランス在住のキュイジニエ(料理人)  レシピ,料理の科学,キッチンツール,フランス関連,その他雑記などを綴っています。 

パリ名物オニオングラタンスープの作り方

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寒い季節にぴったりなオニオングラタンスープのレシピの紹介です。

この季節になってくるとパリのカフェのテラス席でオニオングラタンスープを食べている方をよく目にします。

オニオングラタンスープはパリのレアルにあるブッラスリーで誕生した料理。

以前レアルにはパリの胃袋と呼ばれる中央市場がありました。夜明け前から働く人々の冷え切った体を温める料理を作ろうということで生まれたのがこのオニオングラタンスープです。

オニオングラタンスープといえば飴色に炒めた玉ねぎでしょう。このスープのおいしさの柱となるのは、飴色の玉ねぎの香りとコク、そして甘さです。 

2人分の分量

玉ねぎ 3個

にんにく 1/2個

バター 15g

小麦粉 小さじ2

チキンブイヨンまたはビーフコンソメなど 500ml

ローリエ 1/2枚

塩 少々

フランスパンの薄切り 4枚

グリエールチーズ、コンテチーズ、ミックスチーズなど

 

 作り方

まずは玉ねぎとにんにくを薄切りにします。
できれば玉ねぎの芯をくり抜きましょう。芯を取ることで炒めている最中に自然と玉ねぎがほぐれていきます。

動画の様にくり抜けなければ、先に半分に切ってから芯を取り除いてもいいですね。

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鍋にバターを溶かし、玉ねぎとにんにくを飴色になるまで約20分ほど炒めます。

小麦粉を加え飴色の玉ねぎと混ぜ合わせ、チキンブイヨンやビーフコンソメを加えます。

市販の固形スープの素を使っても美味しく出来ます。その場合は固形スープの素ひとつに水500mlで十分な味が出ます。

ローリエ加え、弱火で10分煮込みます。

煮込んだらローリエを取り出し、スープを耐熱容器に入れ、薄く切ったフランスパンを浮かべます。

ここで一度フランスパンをカリッと焼いても美味しいのですが、食べる時にこぼさずに食べる難易度が上がるので動画ではそのまま使いましたw

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上からチーズをたっぷりとのせ、オーブントースターまたはグリル設定にしたオーブンでチーズをこんがりと焼きます。これで完成!

 

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玉ねぎが多めに入っているので飲むと言うより食べるスープ。実際のパリのオニオングラタンスープはこのレシピよりもっと水分がが少ないです。

オニオングラタンスープってすごくホッとする味ですよね。玉ねぎを飴色に炒めただけなのになんでこんなにおいしいんでしょうか。

ぜひ作ってみてください!

 

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